元治元年6月5日(1864年7月8日)祇園祭宵宵山の日。
倒幕を目論む勤王の志士・吉田稔麿と宮部鼎蔵は、会合場所である宿・池田屋で、
同志が現れるのを今か今かと待っていた。
しかし訪れたのは、近藤勇率いる新撰組。
維新志士と新撰組との睨み合いが続く中、坂本龍馬が飛び込み、待ったをかける。
更に龍馬を追う者たちが現れて入り乱れ、翻弄される新撰組。
一方志士たちは衝撃的な事実を知り、やぶれかぶれになるも、
遊女・梔子の口車に乗せられ、新撰組を追い込むことに…。

"武士"とは、"正義"とは、"覚悟"とは。そして……"命"とは。　
吹き出すのは血煙でなく、多くの笑いと、ほんの少しの優しい気持ち。

歴史上最も血なまぐさい事件の一つとして有名な「池田屋事件」が、
幕末の風雲児・坂本龍馬を巻き込んでのスラップスティック・シチュエーション・コメディに！
幕末好きにはもちろん、歴史が苦手な方でも納得のエンターテイメント！
どうぞお見逃しなく！

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