『羅針盤の記憶、或いは熱情と曖昧さの関係について』
情熱と曖昧さの間に見える、瞳のゆらぎ、瞳に浮かぶ旋律とは？
安蘭けいがおくる、歌＋ダンス＋芝居のコンセプチュアル・ライブ。

宝塚星組男役トップスターとして、類まれなる歌唱力と実力で絶大な人気を誇り、
惜しまれつつ2009年4月、宝塚歌劇団を退団した、安蘭けい。
舞台生活20年の年、
宝塚歌劇団時代の盟友と言っていい気鋭の演出家・荻田浩一と組んで、
新たなショーに挑戦する。
様々な謎や秘密、そして希望を秘めた『箱』、
見果てぬ大地を目指す『舟』、
未来の国を目指して旅立つ“箱舟”がトータル・イメージ。

ある一人の女（安蘭けい）と、
彼女をめぐる二人の男（武田真治【SIDE　S】、浦井健冶【SIDE　K】）。
ある男から見た“一人の女”と、もう一人の男から見た“一人の女”。
あるひとつの情景も、二つのサイドから見ると違って見える・・・。